あなたの番組を【ニューリリースと注目作品】に掲載させる方法

ミヤタ
こんにちは。教授のミヤタです。

つるちゃん研究員からの寄稿第二弾が届きました!!

第一弾はこちら

ポッドキャスター必見!Androidのポッドキャスト事情

気になる第二弾は。。

Appleのおすすめポッドキャストに載る方法

です!!

ニューリリースと注目作品に入るのは憧れでもありますよね?

私たちが知らなかったことを、実際にappleに問い合わせて調べてくれた研究発表です!!

最後までおつきあいください。

目次

おすすめポッドキャストはappleの手動で掲載されている!!

 

さあ、先日のナナコ研究員の素晴らしい記事を読まれましたでしょうか?

併せて読みたい

ポッドキャスト・ランキングの仕組みを解説!

iTunes(それをappleは“apple podcast” と呼びたいらしい)のランキングアルゴリズムに関しては、本場アメリカでは数年前に明らかになっており、以降数年間は、様々な工夫でポッドキャスターたちはランキングに自分の番組をいかに載せるかに躍起になりました。

その際に、最も高い効果をあげる

「Appleのおすすめポッドキャストに載る方法」

について述べます。

最初に断っておきますが、Appleのおすすめは、編集部によって手動で掲載されるため、結局は“Appleにとって価値があると思わせるか”がカギです。

そして、運であることを前提にお読みください。

運命の2016年 2月

さて、皆さんがポッドキャストを始めたのはいつ頃でしょうか?

2016年の春より後に配信が始まった番組と、それ以前の番組には、あるとても大きな違いがあります。

それは、iTunesのトップページに表示される、「ニューリリースと注目作品」です。

以前は、ほぼ全ての番組は開始されると、このニューリリースに番組が掲載されていました。

それは大凡2カ月間

総合ランキング1位よりも目立つ位置に(当時はiPhoneのアプリでもトップ表示でした)、自分たちの番組が2カ月間の間、並んだのです。

どの番組にも、ほとんどのポッドキャストリスナーの目に入るチャンスが与えられていました。

また、iTunesのランキングアルゴリズムでは、直近1週間の新規購読者数が全てであると言えます(購読者数、レビュー数やダウンロード数は、ランキングにはあまり関係ありません)。

つまり、打ち上げたばかりの赤ん坊のような番組が、度々ランキング上位に配置されていたのです。

ミヤタ
これはあるあるですね!!笑

このシステムを利用して、定期的に番組を作り直しては打ち上げバブルの恩恵を受けるという手法がよく採用されていました。

 

あなたの番組を打ち上げるとき、最初の8週間が最も重要であり、成功に直結するとされました。

 

さて、そんな重大な役割を担っていたニューリリース覧は、2016年春以降、ほぼ完全に凍結してしまったかのようにも見えます。

この凍結直前に打ち上がった番組、当時のランキングが数年間、ほぼ変動なく推移している状況は、いちポッドキャストファンとして、非常に悲しいものがあります。

 

もうアップルは、今後改善するつもりがないのでしょうか?

その質問に対する答えは、yesでもnoでもありません。

私はapple podcastの編集チームに問い合わせて、podcast japanのニューリリースに変動がないことを伝え、担当者に確認してもらいました。(英検3級は持っているのでミヤ教授よりは英語ができるのです)

ミヤタ
英検4級しかもってないからなんともいえない。。悔しい。。

実際に確認してもらい何度もやりとりをしている内に、ニューリリース覧には全く問題がないというAppleの見解が分かりました。

 

問題があるのは、配信者側の方だったのです。

日本ではあまり知られていないポッドキャストの事実

実は、同時期にitunes において小さな(それは我々においてはとても大きな)変化が起きていました。

未だに、各国多くのカテゴリー毎のニューリリースは2016年から凍結しています。

これに関してはAppleも確認しているのですが、一向に直す素振りがありません。

しかし、英語圏のiTunesにおいては、トップページの総合ニューリリースは常に変動を続けています。

 

iTunesによるオススメは、すべてスタッフの手作業で行われます。

しかし、多くの日本のポッドキャスト番組は、そもそもおすすめされるための最低限の基準を満たしているものが非常に少ないのです。

 

実は私が運営している番組は、一度Appleにオススメしたいとメールで明言されました。

ミヤタ
つるちゃんすげーじゃん!!

その際、Appleからオススメに載せるための基準や技術的なアドバイスを受けました。

「こんなこと日本語でどこにも書かれてないやん!」と正直思いました。(よくよく調べると、英語では公式に書かれていました)

 

後日談ですが、それらの指摘をクリアした直後に担当者が変わり、私の番組を気に入ってくれたスタッフではなく、興味のなさそうな担当者に「はいok。上げるか分からんけどお疲れ」と去られて、そのまま流れています。

ミヤタ
辛いねーーーー

 

Appleが言うおすすめに載る基準
  • ファイルサイズが350KB以下にすること
  • RSSフィードの読み込みに1秒かかってもいけません

 

Appleが言うオススメに載る基準は細かいことはまだありますが基本はこんな感じです。

 

 

また、2017年のWWDCにて、AppleはポッドキャストのRSSフィードにおける新しいタグ付けの方法を発表していますが、これに準拠している番組は、正直英語学習系ポッドキャスト、もしくはいくつかのテック系ポッドキャストくらいのものです。

今からニューリリースに載ることも可能!!

実は、ニューリリースと注目作品の、「注目作品」として掲載される可能性は、現在のあなたにもあるようです。(Appleの言うことを信じるならば)

ただ、これに関して記述するには、私はもうすこし研究してみなければいけません。ぜひPodcast lab. の今後に注目していてください。

 

もしあなたがこれから新しい番組を打ち上げる場合

ニューリリースを目指すのは、既存の番組を載せるほど難しいことではありません。

(Appleの言うことを信じるならば)

昔よりも、ちょっとだけ判定が厳しくなっているだけなのです。

(それはあなたが意図して入念に計画し、あなたを支持する大勢のフォロワーに協力してもらうことでやっと達成できる程度には難しいのですが……。)

 

  • 打ち上げる瞬間に3つ以上のエピソードを用意しておくこと。
  • 打ち上げた瞬間にあらゆる手段を使って購読とレビューを呼びかけること。
  • 8週間が過ぎたら運と実力が足りなかったとあきらめること。

 

先述した最低限の基準は、幾分緩和されます。

スタートアップの注目度(新規購読とレビュー数と、アートワークのデザインや音質、内容についてまでも)をAppleが認めてくれれば、晴れてあなたの番組は大量の一時的な購読を得ることが可能になります。

とは言え、最後はAppleの裁量次第。運によります。

また、その効果が長続きするかどうかは、あなたの番組がどれほどの価値を生み出しているかによります。一昔前のランキングバブルが頻繁にあった時代でも、そのまま上位に残り続けた者は極わずかでしかありませんでした。

もう一つの、凍結後に追加されたニューリリースについては、更に多く語るべきことがありますが、ここでは控えさせていただきます。

ミヤタ
これは個人的に聴きたいなw

より価値の高い番組が現れて、次々と新しい世代が生まれることを願い、この記事を締めたいと思います。

最後に

ここまで書いておいてなんですが、Appleのアルゴリズムに付き合うことには、以前のような旨味はありません。これは今や、米国ポッドキャスト界での共通認識です。

ニューリリースはもはや昔のようにユーザーの目に触れませんし、ランキングにおいても、じっくり何万~何十万人ものアクティブリスナーを集めている人気番組がランク外で、一時跳ねた数百人規模の番組、昔は人気だったがアクティブリスナーがほとんどいない番組も等もランクインしてしまいます。そこに注力し疲弊する時代は終わりました。

しかし、ランキングシステムとは罪なもので、これに執着するところからやりがいや向上心が生まれることも確かです。

あなたが満足させる相手は、機械的なアルゴリズムやプラットフォームではなく、あなたのことを好きで聴いてくれているリスナーであることを忘れないでください。

 

この記事を書いてくれた研究員

 つるちゃん研究員@tsuru_chans

福岡市出身のポッドキャスト研究員。身寄りもなくふらふらとポッドキャスト村に迷い込み、空いた土地を耕して自給自足的生活を送る。節分の翌日に転がっていた大豆を集めていたところをprof.ミヤに拾われ、研究員となる。果樹の剪定が得意。

まとめ

今回の記事は、Appleからの情報もありとても価値のある研究結果でした。

つるちゃん研究員さん有益な情報をありがとうございます。

研究を進めれば進めるほどポッドキャストで大切なことは何か?

ということに行き着きます。

つるちゃん研究員も言っている通り結局聞いてくれるリスナーさんが財産になります。

 

やりたいことをやれる環境があり、それを面白いと応援してくれる・聞いてくれるリスナーさんがいる。

これがポッドキャストで重要なことなんですね。

そんな意志を持ったポッドキャスターさんの配信がより多くの人に届くように。

そんな願いを込めてこれからもこのポッドキャストラボを運営して行きます。

もしもお役に立てたのであれば拡散をお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

コンビニエンスなチキンたち

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